家族de防災<2LDKユメちゃん>

ユメちゃん家族といっしょに考え災害に備えよう

【地震の備え】 懐中電灯・笛・靴・靴下・手袋・・・寝室5点セット

備えあればうれいなし 基本的なところを抑えていますか?

 

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新型コロナウイルスに振り回される日々、

何とかみんなの協力で感染拡大を防いでいる最中、

九州全域と岐阜、長野にとんでもない大雨が降る天災まで起きています。

 

どちらも経験に無い事態が実際に起きてしまっています。

 

そんな中さらに、日本列島の各地でちょいちょい地震が発生しています。

 

風水害の増える季節に入るため、5月くらいからは

3密にならない為の避難場所の確保が急務で準備は進められてきましたが、

今回のような広範囲で記録的な雨量など

平成30年の豪雨を上回る規模の災害が起こるとは予想できたでしょうか?

 

ダブルパンチ、トリプルパンチと本当に厳しい状況もあり得るのが現実のようです。

 

とにかくテレビで何度も何度もアナウンスされていたように

 

「命を守る行動をとる」

 

ことが最優先されます。

 

災害の種類によっての備えや対応には様々なケースがあると思いますが、

簡単にできることから積み重ねていきたいと思います。

 

インターネットや各自治体発行の

防災マップ等に書かれていることを参考に進めていますので

目新しいものではございませんが

私たち家族が防災について行動し始めた頃に行なった

備えの一つ(主に地震対策)をご紹介させて頂きます。

 

災害はいつどこで起こるかは分かりませんが、

一日の中で一番長く居場所が固定されている場所であって

無防備なのは寝室で寝ているときなので、有事の時、

まずは家族みんなが最初に命を守る行動をとらなければなりません。

 

家具などが倒れたり、家電製品が飛んできたりして負傷しない

環境づくりが第一ですよね。

 

・寝室の家具をなくす

・家具を危なくない位置まで移動させる

・家具を固定し転倒防止をする

 

などの対策をしたうえで

揺れが収まったあとに避難や救助など次の行動を安全にとるため、

想定外の事態が起き、

最悪、家の下敷きになってしまった場合なども考えました。

 

購入しました

 

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(写真左)

大地震のあとは床に物が散乱していますので、

厚底のスリッパもいいのですが

生地が厚くなるべく軽量で咄嗟にでも履きやすい靴を購入しました。

 

(写真右)

少しでもケガをしない為にも軍手ではなく

作業用の少し厚手で滑り止めのゴムがついた手袋も購入しました。

 

設置しました

 

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家族全員それぞれの枕元に懐中電灯と笛を壁に常備させました。

 

※懐中電灯は家にあったもので明るさを確認し使えそうなもの、

 笛は学校からなどの頂きものです。

 

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靴の中に靴下と手袋をセットして枕元ではなく、

足元やベッドの下などに常備させました。

 

まとめ

 

今回は、就寝中での地震の揺れが収まったあとに 

次の行動をとるときに必要なアイテム5点

懐中電灯・笛・靴・靴下・手袋

の紹介でした。

 

先日、平成30年7月の豪雨災害の広島県での
当時のドキュメンタリー映像を見ましたが、
その中で実際に斜面を流れる土石流に巻き込まれて
乗っていたトラックごと数百メートルも流されながらも
奇跡的に助かった方の証言がありました。 

その方は、土石流が衝突する衝撃や
流されそこら中にぶつかった影響でトラックの運転席がつぶれて
足がハンドルと座席の間に挟まれ身動きが出来なかったそうです。

そうこうしている内に車内に泥水がどんどん入ってきて
何度も死を覚悟したそうです。

そんな時、
車内の手が届く所にカッターナイフがあることを思い出し、
カッターナイフを使って股の間から座席を切り開き
中のクッションを爪で必死に剥がし出して
ハンドルと座席の間にすき間をつくり、
挟まれた足を何とか引き抜いて脱出し
近所の方に救出してもらい一命を取り留めたそうです。

 

今の世の中、

想定外のことも想定しないといけないようですが、

全ての事が想定内とはいくはずも無ないですよね。

 

でも想定の範囲をもう少し広げて考え、

備えをしておくべきではないでしょうか。

 

手元に数百円の懐中電灯や頂きものの笛で

瓦礫の下敷きになった状態でも早期に助け出され

命が助かるのであれば、

これくらいは簡単な備えの一つではないでしょうか。

 

他にもできる事はあるはず、
家で眠っているものを再チェックして有効活用してみよう!