家族de防災<2LDKユメちゃん>

ユメちゃん家族といっしょに考え災害に備えよう

知っているとは思いますが、稲光が見えた時にはかなり危険!

1185(元暦2)年、長州沖の壇ノ浦で、源義経率いる源氏軍が平家軍を破った壇ノ浦の戦いがありましたね。ボク歴史も好きなんだ。
今日のテーマは、暴風の次は雷による災害かな?風と雷とくれば国宝の2曲1双、紙本金地着色。風神雷神図屏風だね。江戸時代初期の作品で、俵屋 宗達の最高傑作と言われ、彼の作品と言えばまずこの絵が第一に挙げられる代表作。また、宗達の名を知らなくても風神・雷神と言えばまずこの絵がイメージされる事も多いですよね。この絵は、画面の両端ぎりぎりに配された風神・雷神が特徴であり、これが画面全体の緊張感をもたらしているが、その扇形の構図は扇絵を元にしていると言われるみたい。宗達は墨に銀泥を混ぜて使用する事で、同一の画面に墨と金という異質な素材を用いる違和感をなくし、柔らかく軽やかな雲の質感を描き表している作品なんだって。その後、宝永末年(1711年)頃、尾形光琳が、宗達の原画に忠実な模写を残したんだって。光琳は、体躯や衣文線などの輪郭線を驚くべき忠実さでトレースしており、単に屏風を瞥見した程度ではなく、時間と手間を惜しまず正確に写し取った事が伺える作品。しかしその反面、光琳はいくつかの改変を加えていて、風神・雷神の姿が画面ぎりぎりではなく、全体像が画面に入るように配置したんだって。宗達が屏風の外に広がる空間を意識したのに対し、光琳は枠を意識しそこに綺麗に収まるよう計算しており、光琳の方が構図がまとまっているとみる人も・・。そんでもって、1821年に次は酒井抱一光琳の模写をさらに模した画を描いた。が、宗達の画を知らず、光琳の画が模写でなく独自に描かれたものとして考えていたと見られているんだって。日本にも風神や雷神への信仰は古くからあったが、一対の風神と雷神というモチーフの主要な起源は、やはり中国伝来の仏教美術である千手観音二十八部衆像とのことらしい。鎌倉時代に作られた三十三間堂の木造風神・雷神像(国宝)は、国内に現存する風神雷神の彫像では最も古いんだって。歴史ってロマンだなぁ~。

海面、平野、山岳、場所を選ばない恐ろしい奴!ターゲットは空からまる見え、隠れる場所を間違えないで。

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風以外にも雷による災害もあるわよ。雷ってのは積乱雲の位置次第で、海面やら平野、山岳など場所を選ばず落ちるそうよ。

まったく、たちが悪いやつだ!なぁ~カイ。

なにか言いたいことがあるなら、はっきり言ってよ。

いや、べつに・・。昔は地震、雷、火事、オヤジって言ってたくらい雷って恐ろしいんだよな。最近じゃ恐ろしいものが増えすぎて、この4つじゃ効かないし、まずオヤジが除外されてるよなぁ。雷=ママって気も

なにぶつくさ言ってんのよ。続き読むわよ。
雷は周囲より高いものほど落ちやすいという特徴があります。

だから一番背が高いパパにママの雷が落ちるんだね。

あぁそうか!

あぁそうかじゃないよ!ソラ、余計なことを言うんじゃないよ!

グラウンド、平地、山頂、尾根等の周囲の開けた場所にいると、積乱雲から直接人体に落雷(直撃雷)することがあり直撃雷を受けると約8割の人が命を落とすみたいよ。

家族で一番背が高いパパと一緒に行動しておけばオレらは大丈夫ってこと。

オレは避雷針じゃねぇーぞ。ママ続きをこのバカ息子に聞かせてやって!

また、落雷を受けた樹木等のそばに人がいると、その樹木等から人体へ雷が飛び移ることがありますって。

聞いたか、息子よ。そばにいる人に飛び移ることがあるってよぉ。アッハッハ。

樹木から人に飛び移るって言ってるじゃん!

確かにねぇ~。でも樹木等、等って書いてあるから等には何が含まれているか知らないよ。人も入っているんじゃな~い。

わかったよ。じゃぁ、オヤジからはなるべく離れて歩くよ!

ボクも・・

わたしもぉ・・

ママもぉ~・・

あんたもかぁ~~ぃ!

でも、ここに書いてあるようなことって、実際に家庭でも起きてるよね。

どゆうこと・・?

だって、パパ(樹木等)に雷(ママの怒り)が落ちる⇒パパからお兄ちゃんに八つ当たりがはじまる⇒お兄ちゃん⇒ボク⇒ユメ、ユメが泣くとママがさらにイライラ⇒またパパへ雷でしょ。終息不能のサイクルに入るよいつも。

ソラくん、真面目な顔をして言わないでくれませんか。そこはみんなで雷が落ちない頑丈なところへ逃げ込もうよ。

まだ、洗い物も残っているのよ。つぎ読むわよ。
木の下で雨宿りをしていて死傷する事故は、ほとんどがこの側撃雷が原因です。
※遠くで雷の音がしたら、すでに危険な状況です。自分のいる場所にいつ落雷してもおかしくありません。

パパの冗談がママに通じなくなってきたら、リビングから自分たちの部屋に早めに避難するってことだね。

そーゆーことだねー。でもうちの樹木は雷から逃げ回って移動するからねぇ~。

身を守るためには、ポイントだよ。木や電柱から4m以上離れる!雷鳴が遠くても雷雲はすぐに近づいてきます。屋外にいる人は安全な場所に避難しましょう。なるべく早く建物や屋根付きの乗り物(自動車など)に避難しましょう。