7月3日 わが家の防災会議議事録
7月に入り そろそろ七夕、
短冊の準備もしようかと思いはじめ
夜空を見上げて天の川の様子をうかがうものの
梅雨真っ只中で晴れ間も少なく、ほとんど星が見えません。
今年は短冊にどんな願い事をかこうかな。
晴れた夜空を見上げればロマンチックなことを想像もできますが、
実際のところ夜空からは記録的な大雨が降り注ぎ
特に九州地方では平成30年の7月の豪雨を思い出すほどの
今までに経験の無い豪雨災害が起きてしまっています。
どうか速やかに事前避難されていることを願うばかりです。
毎年この季節には大雨やゲリラ豪雨、台風といった自然災害が増えます。
今まで大丈夫だったから今回も安全と考えることは、とても危険な考えです。
わが家でも 今一度自然災害から身を守る方法を学ぼうと思います。
とは言うものの自然の力には勝てないよな。
そうなのよね、
だからこそ事前に逃げることが一番大切なのよ。
私なにかあったらママと一緒に逃げるもん。
バカ!いざという時、ユメの近くにママがいるとは限らないんだからね。
じゃあ、しょうがないパパと逃げるわ。
おーい、しょうがないってどういうこと!!!?
ではこれを見て。
小学2年生にもしっかり理解してもらえるようママが良い資料を見つけたわ。
『自然災害から命を守る まずは子供に伝えたい! 3つのポイント』
ママ、これ津波の映像だよ!
しっ、最後まで集中して見て。
なるほどね、ユメ分かったかな!?
津波避難の3原則は津波の時だけじゃなく土砂災害や川の氾濫などいろんな自然災害にも共通する心構えなんだよ。
ユメ、つまり、すっごいいっぱいの雨が降って山が崩れてお家が壊れたり、川の水が溢れてお家が浸かったり流されちゃたりするような災害のときにも使えるってこと。
ところで中高生諸君、津波避難の3原則とは?
①想定にとらわれるな!
②は?
え~と、その状況下において最善を尽くせ!
③は
③は
ソラ待ちなさい!
カイ、一つくらい答えなさい。
へ~い、率先避難だろ
おー、常時スマホを見ながらも聞いてたんだ
そう、③は率先避難者たれ!
釜石の小中学生と地域の人が津波から無事避難できたのも防災教育の様々な活動をされている片田先生の指導による日頃からの訓練や意識付けの結果だね。
東日本大震災の時に経験しみんなに伝える為に造られた石碑・釜石の教訓には、自然災害から命を守るためのとても重要なメッセージが込められているわね。
100回逃げて、100回来なくても 101回目も必ず逃げてっ書いてあった石碑ね。当時ぼくと同じ中学2年生の言葉だよね。
自分たちの住んでいる場所は海も遠いし山間部でもない、大きな川もないから どうしても油断しがちだな。
でも実際に過去には大雨による浸水被害を受けている所もあるんだよね。
そうよ、昔に比べて温暖化も進み、昔では考えられなかったことも起きる時代よ。
片田先生もハザードマップは一例に過ぎないから過信しないようにと言ってたぞ。
まあとにかくコツコツ学んで知識を付けつつコツコツ備えと対策を進め、いつどんな災害が起きても自分で身を守られるように意識をして過ごしましょう。