家族de防災<2LDKユメちゃん>

ユメちゃん家族といっしょに考え災害に備えよう

【リユース】自宅にある道具と材料で簡単にできるペットボトル水切りスタンド

ペットボトルの空 ⇒ 水洗い ⇒ 乾燥 ⇒ 資源ステーションに持ち込み ⇒ リサイクル

 

何年も前からのママの悩みだそうです。

 

ペットボトルの空、水洗いするまではいいのですが、

洗ったあとシンクに逆さまにして立てて置くと

小さな飲み口部分で大きな本体を支えるため、

ちょっとした震動でドミノ倒しになってしまいませんか?

 

数本同時に洗うとスペースも取られ、

食器洗いなどの邪魔になりますよね。

 

逆さまに立てていても 思ったほど中の水滴が出ていかず、

そうこうしているうちに、

また次のペットボトルの空がその場所を必要とするので

完全に乾燥する前にキッチンの隅っこの床に移動させ置いています。

 

これまた邪魔になりしょっちゅう蹴っ飛ばしてしまいます。

 

未乾燥で置かれている空は、水滴が底に溜まり

いつまで経っても乾きません😢

 

結局最後は、シンクに向かってペットボトルの空を勢いよく振り、
中の水滴を飛ばします。

 

長年そんな状況を見ていた気まぐれパパがママのために、水切りスタンドを工作してくれました。

 

制作の検討段階では、材料をさがしに

得意のホームセンターを見て回っていましたが、

材料費が数千円もかかりそうだったので

約一か月保留された案件となっていたようです。

 

ある休みの日、朝食後食器を片付けたと思うと、

テーブルの上に古新聞を敷き

クローゼットの奥に放置されていた

使わないプラスチック製ハンガーを持って来て、

100円ショップで購入していたノコギリで切りはじめました。

 

材料

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・使わなくなったプラスチック製ハンガー・・・4本

・不要な商品梱包用の緩衝材
(他に代用できるものであれば何でも可)・・・40×3×5(cm)2個

・結束バンド大・・・4本、小・・・20本

 

道具

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・ノコギリ
(プラスチック製のハンガーが安全に切れるものであれば、大きめのニッパーとかでも可)

・ヤスリ

・ニッパー

・カッターナイフ

・接着剤

・マジック
(カットする場所の印を付けるのに使用しますが、実際パパは印無しで適当でした。なので写真にありません!)

 

制作(加工)

(サンプル)

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カット部分①

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カット部分②

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1)写真のように2カ所マジックで切断する部分に印を付けます。

 

あっ!また写真にはありませんが、
当然の事ですが切断時には切りクズが出ますので
お家の中で作業する場合には古新聞などを敷いて下さいね。
ママに叱られますよ~!

 

2)ハンガーの2カ所をノコギリで切断します。

 

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3)切断部分をヤスリで削り、面取りをします。

 

制作(設置しながら組立)
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4)分断された吊り部分のある大きい方のハンガーを設置場所の柵に引っ掛けます。

 

5)そこに分断された小さい方のハンガーを大きい方のハンガーの長い直線部と並行になるように2~3カ所を結束バンド(小)で固定

 

6)固定した部分の角度を維持するために結束バンドとハンガーの接触部分を接着剤でくっつけます。これを4本繰り返します!

 

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7)すでに1つ前の工程の説明の写真に写ってしまっていますが、次に適当な緩衝材を必要と思われるだいたいの長さにカッターナイフでカットします。
 そしてハンガーだけだと不安定なので、この緩衝材①を柵とハンガーの間に挟み込みます。
 このとき10cmくらいの等間隔で緩衝材②に1cmくらいの深さでハンガー分の4カ所切り込みを入れ、そこにハンガーを挟み込みます。
 そして安定感がもっと出るように緩衝材②を挟み込むように接着剤を付け手前側から合わせます。

 

安定させ商品を守る為の緩衝材、送り届けられて役目を終えたはずでしたが、もう一度別のものを安定させるために使われました。
しかも今度はずっと使い続けられます!

 

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8)先ほど使った写真をもう一度使い説明しますが、最後に緩衝材①②の上部でハンガー同士を結束バンドで繋ぎ、長い直線部分がペットボトルの重さに負けないよう補強します。

 

制作+設置時間は約1時間でした。

 

使用状況 
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・500㎖と2ℓのペットボトルが
 合計8本乾燥できます。

 

・設置場所をにした為、
 風通しがいいのと
 水滴が垂れ落ちても気にならないし、
 若干陽当たりもあるので
 乾燥時間がかなり短縮されたみたいです。

 

まとめ

 パパの思いつきで適当に制作した水切りスタンドなので 

あまり参考にはならないと思いますが、

この様に時間に余裕があれば

子供と一緒にお家にある物で工作して、

少しでも再利用できることに

チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

リサイクルもいいですけれど減災の為に、

自宅でリユースもいいと思います。