家族de防災<2LDKユメちゃん>

ユメちゃん家族といっしょに考え災害に備えよう

【地震の備え】 家具転倒防止突っ張り棒 → 突っ張らない家具転倒防止

備えあれば患いなし もしもの時の備えは進んでいますか?

 

今年の2月に防災学習センターに行き、震度6強の揺れを体験しました。

 

震度6の揺れともなれば、人は揺れが収まるまで何もできません。

 

その間は、家財道具が飛んだり倒れたりと、自分がその場にいることを想像すると とても恐ろしいです。

 

結局、揺れが起きた時に そこが飛んでくる物も倒れてくる物も何もない場所であったり、たとえ物があったとしても安全対策がとられている場所にいたいものです。

 

地震はいつ、どこで起こるかは分かりません。

 

しかし、家にいる時くらいは安心して過ごしていたいものです。

 

学びをいかす

 

防災学習センターで学んできたことを なるべく取り入れようと思い、まずは棚の扉にロックを取り付けるのと家具の転倒防止を行いました。

 

 

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身長より高い家具はリビングに1つ、ダイニングに1つ、脱衣場に1つ、子供部屋に2つ、和室に1つあります。

 

さっそく”家具転倒防止突っ張り棒”を必要数購入してきて設置しました。

 

これで安心感は増しましたが、見栄え的にはあまりいい気がしません。

 

しかしパパは、そんなことはお構いなし。自分が設置したのが不安だったのか、伸縮棒を固定したネジが緩まないようにとネジの上からテープを貼り付けていました。

 

ガタガタと揺れた時に、突っ張り棒が外れてしまわないよう、台座の部分と天井、台座の部分と家具の天板もテープで貼り付け補強したよ。

 

だから余計に見栄えが悪いんだ。

 

まあ、見た目よりも安全を優先させたんだよ。

 

 

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オリジナルの対策

 

数ヶ月が経ち、備蓄品が溢れ片付かない和室を見かねてパパから提案がありました。

 

和室の布団を入れているタンスの上、天井との間のスペースを有効利用できないかな?

 

今までは、その空間には季節外れのカーペットやゴザを袋に入れて保管場所として使っていましたが、毎回ホコリだらけになる始末。

 

タンスと天井の間に収納棚を入れ込んで、地震で揺れた時にも倒れる空間を無くしてしまうという考えなんだけど・・・。

 

床から天井までの据え付け家具状態にしてみよう作戦でした。

 

ただタンスの上の空間だと組み立て式のタンスの為、タンス自体にあまり強度が無いので上に載せると壊れる可能性があるけどね。

 

また身長よりも高いタンスの上で布団が入る深い奥行きもある空間だと物の出し入れにも苦労するのでタンスを載せるしっかりした強度のある収納棚に結論が至りました。

 

丁度その空間にタンスと同じサイズでピッタリの既製品の収納棚などこの世に存在するわけもなく、今回もDIY好きの私(パパ)が造ることにしました。空間の長さをメジャーでざっくりと計測し、いつものようにメモ用紙に簡単な図面を描きました。

 

材料を購入しました

 

図面に数字を書き終えると「ホームセンターにいくぞ!」と早く造りたくてしょうがないみたい。

 

ホームセンターに行ったのはいいのですが、いつもここからが大変なのです。

 

2×4の木材を購入し、その場でカットしてもらって帰るのですが、カットの端材がなるべく出ないよう、無駄に木材を購入し過ぎないための計算が大変なのです。

 

2m弱~4mくらいの木材があり、収納棚に必要な長さ×本数の組み合わせを2人で考え上手く計算できた時の満足感は何ともいいものです。

 

カットした木材を持ち帰り、家で組み立てている時に、寸法が間違っていることもたまにはありますが・・・。

 

これでヨシと思って会計を通し、店員さんにカットしてもらう時に あっ!と思うこともありますし、結局端材は持ち帰り、また何かを造る時に自分でノコギリで切り役立てています。

 

 

製作して設置しました

 

結局、2×4棚受けシングルやL字金具を使い頑丈な安全第一、見栄えは第二の収納棚が出来ました。

 

さっそくタンスの中身を全部出し、一旦和室の反対側に仮置きして上下の棚を分断し造った収納棚の上に下段のタンスをパパ、ママ、次男の3人で載せました。

 

わ~ピッタリの大きさ。イイ感じでした。

 

次に上段のタンスを持ち上げ、その上に載せようとしましたが・・・

 

あれ、タンスの上下段を繋いでいたダボが約1cm頭を出しているのですが、なんとそのダボに当たり下段のタンスの真上まで行きません。

 

パパが天井とタンスの天板の空間に、あまりにもピッタリサイズで造った為の計算ミス

 

しょうがない、ではもう一度 上下段とも仮置きに戻し 今度は2段重ねたまま載せることにしました。

 

初めは3人で載せようとしましたが、倍の重さを持ち上げることになったので長男を呼び4人で、あっ、一番下の娘は最初から現場監督兼指揮者で声を出して協力してくれていました。

 

4人で持ち上げることができ、収納棚に載せかかった時、和室の天井についている照明にぶつかりました。

 

少しの間進入角度を変えながらリトライを試みましたが残念。再び仮置き場へと戻ってきました。

 

4人とも息が切れ、汗だくになっていました。

 

脚立を出して照明の傘と本体を取り外し、やっと造った収納棚の上にタンスが乗っかりました。

 

 

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最後に収納棚とタンスを金具とビス連結し、タンスと和室の壁のふすまの木枠部分とを金具とビスで固定させました。

 

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もう二度と移動させたくありません😢

 

 

まとめ

 

今回は、地震への備えとして、家具の転倒防止をスペースを有効活用しながら、突っ張らない方法で実施してみました。低い部分の空間を活用したため、重量のある飲み物なども収納できます。畳にしゃがんだまま持ち上げることなく、物を出し入れできるので高い所よりは使い勝手が良いです。

 

 

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DIYの時、できれば図面が描けたからといって、すぐに家を飛び出すのではなく、木材のカット数を計算し購入する木材の長さと本数を事前に考えておきましょうね。